ヤマハ XSR900のスペックと維持費 [2017年 RN56J型 | 845cc/116PS | 6MT]

このページではヤマハの2人乗りネイキッド、XSR900 [2017/11モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

RN56J型XSR900のエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

RN56J型XSR900 2017年モデルの基本スペック

RN56J型XSR900の諸元

画像はヤマハ発動機株式会社より引用
車両型式2BL-RN56J
お値段1,042,200円
備考ABS
排気量直列3気筒845cc
最高出力116PS[85kW]/10000rpm
最大トルク8.9kgm[87Nm]/8500rpm
WMTC燃費19.7km/L
全長幅高2075mm/815mm/1140mm
面積&体積1.691m²/1.928m³
地上&座面135mm/830mm
車両重量195kg
タイヤ前:120/70R17 後:180/55R17
ブレーキ前:Wディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が845ccであるRN56J型XSR900は、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では大型自動二輪車(400cc超)に属し、運転するためには大型自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

バイクとしては最上位のクラスとなるので当然バイパスも高速道路も走行できますが、その質において下位クラスとは大きく異なり、颯爽と駆け抜けていく姿はまさに風と呼ぶに相応しいものです。

エンジンの最高出力は116馬力、最大トルクは8.9kgmで、出力だけで見れば刺激的なパワーに思わず期待が高まります。

車体の大きさは全長2075mm/全幅815mm/全高1140mmで、最低地上高は135mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は830mmとなっています。

830mmのシート高はバイクとしては平均よりも少し高いほうなので、身長や座高によっては足が届かなかったり、あるいは「爪先立ちでなんとかギリギリ…でも体重マシマシで届くようになるかも!」というケースが考えられます。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お値段の張るバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.075m×全幅0.815mの面積は1.691m²で「標準的な大きさの車体」になります。

この1.691m²で車両価格を割ってみますと61.6万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると203.6万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、世田谷区の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.075m、全幅0.815m、全高1.140mの3要素を掛けた体積の1.928m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の223位の大きさ、751-1000cc以下クラスでは68車種中の30位となる大きさです。

1000cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は8984円で全839車種中の24位、トルク1kgmあたりのお値段は117101円で104位、車両重量1kgあたりのお値段は5345円で769位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税13年未満1900円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代81220円
タイヤ交換費用/2本40000円
オイル交換費用/2回10000円
任意保険料40000円
年間合計金額185940円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が160円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費をWMTC燃費の19.7km/Lとして年間81220円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間40000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は185940円となり、この金額を目にした人は「趣味にこれだけの金額を注ぎ込めるお財布の厚みとは、一体どんなものだろうか…」と天を仰ぎ見ると言います。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は54720円で変わりませんが、燃料代は半額の40610円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると25000円になりますので、維持費は10000km比で65610円安い120330円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率WMTC
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
23.6km/L330.4km67800円
[-13420]
110%
[+10%]
21.7km/L303.8km73730円
[-7490]
100%19.7km/L275.8km81220円
90%
[-10%]
17.7km/L247.8km90400円
[+9180]
80%
[-20%]
15.8km/L221.2km101270円
[+20050]
70%
[-30%]
13.8km/L193.2km115940円
[+34720]
60%
[-40%]
11.8km/L165.2km135590円
[+54370]
50%
[-50%]
9.8km/L137.2km163270円
[+82050]

RN56J型XSR900のWMTC燃費は19.7km/L、燃料タンクの容量は14.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(160円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の19.7km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は275.8kmで、10000km走行での燃料代は81220円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、19.7km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(23.6km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は67800円で済みますし、燃費が50%悪化して9.8km/Lになると、81220円から163270円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を160円、燃費を19.7km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは8.1円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら41円を、10kmなら81円を、20kmなら162円を、30kmなら243円を、50kmなら405円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km41円810円9720円
10km81円1620円19440円
20km162円3240円38880円
30km243円4860円58320円
50km405円8100円97200円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して810円、10kmなら200km走行して1620円、20kmなら400km走行して3240円、30kmなら600km走行して4860円、50kmなら1000km走行して8100円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して9720円、10kmなら2400km走行して19440円、20kmなら4800km走行して38880円、30kmなら7200km走行して58320円、50kmなら12000km走行して97200円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が19.7km/L、ガソリン1リットルが160円の時勢では往復前提なら615.6km(不帰の片道切符なら1231.2km)で、これは東京駅前発とすると岩手県宮古市のトドヶ埼灯台(本州最東端)あたりまで行くことができる距離になります。
関連:東京発!会いに行く灯台50選 | 最短65km~最長1555km


RN56J型XSR900 2017/11モデルの各種スペック詳細ページ

エンジン
エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比
ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤ
タイヤサイズ変更と加速力&最高速の変化

通知表
さまざまな性能評価の数値と偏差値&順位
【主要諸元編】同車名または同型式の車種一覧
トレーサー900
RN51J型
(2018/04)
116PS
8.9kgm
19.7km/L
104.2万円
XSR900
RN46J型
(2016/04)
110PS
9.0kgm
19.4km/L
104.2万円
MT-09
RN52J型
(2017/02)
116PS
8.9kgm
19.7km/L
104.2万円
MT-09 トレーサー
RN51J型
(2017/02)
116PS
8.9kgm
19.7km/L
104.2万円