ヤマハ ドラッグスター1100のスペックと維持費 [1999年 VP10J型 | 1063cc/60PS | 5MT]

このページではヤマハの2人乗りクルーザーモデル、ドラッグスター1100 [DRAGSTAR1100 1999/03モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

VP10J型ドラッグスター1100のエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

VP10J型ドラッグスター1100 1999年モデルの基本スペック

VP10J型ドラッグスター1100の諸元

画像はヤマハ発動機株式会社より引用
車両型式VP10J
お値段830,000円
備考XVS1100
排気量V型2気筒1063cc
最高出力60PS[44kW]/5750rpm
最大トルク8.3kgm[81Nm]/2500rpm
60kmh燃費32.0km/L
全長幅高2405mm/895mm/1095mm
面積&体積2.152m²/2.357m³
地上&座面145mm/685mm
車両重量274kg
タイヤ前:110/90R18 後:170/80R15
ブレーキ前:Wディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が1063ccであるVP10J型ドラッグスター1100は、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では大型自動二輪車(400cc超)に属し、運転するためには大型自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

バイクとしては最上位のクラスとなるので当然バイパスも高速道路も走行できますが、その質において下位クラスとは大きく異なり、颯爽と駆け抜けていく姿はまさに風と呼ぶに相応しいものです。

エンジンの最高出力は60馬力、最大トルクは8.3kgmで、出力だけで見れば必要にして十分なバランスの良さが光ります。

車体の大きさは全長2405mm/全幅895mm/全高1095mmで、最低地上高は145mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は685mmとなっています。

685mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「標準的な価格のバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.405m×全幅0.895mの面積は2.152m²で「かなり大柄な豊満ボディ」になります。

この2.152m²で車両価格を割ってみますと38.6万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると127.6万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、小金井市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.405m、全幅0.895m、全高1.095mの3要素を掛けた体積の2.357m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の93位の大きさ、1000cc超クラスでは95車種中の35位となる大きさです。

1000cc超クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は13833円で全839車種中の221位、トルク1kgmあたりのお値段は100000円で36位、車両重量1kgあたりのお値段は3029円で352位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税18年経過2500円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代50780円
タイヤ交換費用/2本40000円
オイル交換費用/2回10000円
任意保険料40000円
年間合計金額156100円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が130円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である22.4km/Lとして年間50780円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間40000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は156100円となり、維持費としては高めなことから、所有するには自分や家族に対して、それ相応の「覚悟」というものを迫られそうです。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は55320円で変わりませんが、燃料代は半額の25390円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると25000円になりますので、維持費は10000km比で50390円安い105710円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
38.4km/L652.8km33850円
[-6780]
110%
[+10%]
35.2km/L598.4km36930円
[-3700]
100%32.0km/L544.0km40630円
90%
[-10%]
28.8km/L489.6km45140円
[+4510]
80%
[-20%]
25.6km/L435.2km50780円
[+10150]
70%
[-30%]
22.4km/L380.8km58040円
[+17410]
60%
[-40%]
19.2km/L326.4km67710円
[+27080]
50%
[-50%]
16.0km/L272.0km81250円
[+40620]

VP10J型ドラッグスター1100の60kmh燃費は32.0km/L、燃料タンクの容量は17.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(130円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の32.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は544.0kmで、10000km走行での燃料代は40630円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、32.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(38.4km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は33850円で済みますし、燃費が50%悪化して16.0km/Lになると、40630円から81250円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を130円、燃費を32.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは4.1円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら21円を、10kmなら41円を、20kmなら82円を、30kmなら123円を、50kmなら205円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km21円410円4920円
10km41円820円9840円
20km82円1640円19680円
30km123円2460円29520円
50km205円4100円49200円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して410円、10kmなら200km走行して820円、20kmなら400km走行して1640円、30kmなら600km走行して2460円、50kmなら1000km走行して4100円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して4920円、10kmなら2400km走行して9840円、20kmなら4800km走行して19680円、30kmなら7200km走行して29520円、50kmなら12000km走行して49200円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が22.4km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが130円の時勢では往復前提なら861.5km(不帰の片道切符なら1723.1km)で、これは東京駅前発とすると島根県松江市の美保関灯台あたりまで行くことができる距離になります。
関連:東京発!会いに行く灯台50選 | 最短65km~最長1555km


VP10J型ドラッグスター1100 1999/03モデルの各種スペック詳細ページ

エンジン
エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比
ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤ
タイヤサイズ変更と加速力&最高速の変化

通知表
さまざまな性能評価の数値と偏差値&順位
【主要諸元編】同車名または同型式の車種一覧
ドラッグスター1100
VP13J型
(2008/02)
60PS
8.3kgm
32.0km/L
83.0万円