ストリートマジック110 | F131型113cc単気筒エンジンの性能とPWR [10.0PS/1.20kgm 1998年]

このページでは、ストリートマジック110 [1998/08モデル]が搭載しているF131型の単気筒113ccエンジンの諸元と出力、体重とパワーウェイトレシオの関係をシミュレーションしています。

F131型エンジンの各種諸元と性能曲線図

スズキ [ストリートマジック110]
CF12A型 113cc [10.0PS/1.20kgm]
F131型エンジンの簡易性能曲線図
F131型エンジンの簡易性能曲線図
エンジン種類
排気量
単気筒
113cc
最高出力10.0PS
6000rpm馬力10.1PS
最大トルク1.20kgm
6500rpmトルク1.10kgm
リッター換算馬力88.5PS/L
リッター換算トルク10.6kgm/L

ここからはF131型エンジンの諸元から見えてくる出力特性を調べてみます。

上の図は最高出力が発生する回転数でのトルクと最大トルク、最大トルクが発生する回転数での馬力と最高出力とを線で繋いで折れ線グラフにしただけの簡易的なエンジン性能曲線図です。

これでは中間域の具合や6500rpm以降の馬力、トルクの落ち込み加減を知ることはできませんが、6000rpmでの最大トルク発生後、回転が高まるにつれてトルクが極端に落ちるのか、それともなだらかに下降するのかを知るくらいには使えるかもしれません。

エンジンのパワーバンドを最大トルクの6000rpmから最高出力の6500rpmまでの500rpm(比率では7.7%)とすると、気難しさが玉に瑕なれど、高回転域でのキレに全てを賭けた男気溢れる潔さが自慢です。

パワーの出方としては、最大トルク1.20kgmを生じる6000rpmでは、最高出力の101.0%となる10.1PSを、最高出力10.0PSを生じる6500rpmでは、最大トルクの91.7%となる1.10kgmの出力を得られます。

排気量1リットルあたりの出力は馬力が10.0PS/0.113Lで88.5PS/L、トルクが1.20kgm/0.113Lで10.6kgm/Lとなっています。これは二輪車に搭載されるエンジンの出力としては標準的な部類で、そこそこのパワーがあり扱いやすさも申し分ない攻守のバランスに優れているエンジンだと言えそうです。

単気筒エンジンの最高出力ランキング


体重とパワーウェイトレシオのアヤシイ関係

PWR 9.10kg/PS | 595位/全839件
体重PWR増加
体重40kg13.10kg/PS+4.00kg
体重45kg13.60kg/PS+4.50kg
体重50kg14.10kg/PS+5.00kg
体重55kg14.60kg/PS+5.50kg
体重60kg15.10kg/PS+6.00kg
体重65kg15.60kg/PS+6.50kg
体重70kg16.10kg/PS+7.00kg
体重75kg16.60kg/PS+7.50kg
体重80kg17.10kg/PS+8.00kg
体重90kg18.10kg/PS+9.00kg
体重100kg19.10kg/PS+10.00kg

さて、自動車と同じくバイクにおいてもパワーウェイトレシオは速さの指標としてよく使われています。

自動車ではもともとの車重が重いので、人間が1人2人乗ったところで目が飛び出るほどには変わりませんが、自動車に比べて車重が軽く、最高出力も小さめなバイクとなると話は別です。

最高出力が10.0PSで車両重量が91kgであるストリートマジック110の場合、バイク単体では9.10kg/PSですが、たとえば車両総重量を決める際の基準である体重55kgの人が乗ると14.60kg/PS(+5.50kg)に、100kgの人では19.10kg/PS(+10.00kg)にまで悪化してしまいます。

同好の士と仲睦まじくサーキット走行しているとき、前に出てやろうと愛馬にムチを入れても埒が明かない。こんなときは「同じバイクのはずなのにどうも遅い…壊れてるんじゃあ…」などとバイクのせいにしたくなりますが、ちょっとお腹周りを眺めて見るとその答えが見つかりそうです。

PWRの優劣が速さの絶対的な指標ではありませんが、自動車のサイトで調べたパワーウェイトレシオの平均が9.52kg/PSでしたので、体重55kgの人が乗車している場合だと自動車の平均を上回ってしまいます。そこらを普通に走っているような自動車が相手でさえ、油断すれば後れを取ることになるかもしれません。


CF12A型ストリートマジック110 1998/08モデルの各種スペック詳細ページ

主要諸元
主要諸元と年間の維持費、燃費と航続距離

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さまざまな性能評価の数値と偏差値&順位