スズキ イントルーダー800のスペックと維持費 [1994年 VS52C型 | 805cc/50PS | 5MT]

このページではスズキの2人乗りクルーザーモデル、イントルーダー800 [INTRUDER800 1994/04モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

VS52C型イントルーダー800のエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

VS52C型イントルーダー800 1994年モデルの基本スペック

VS52C型イントルーダー800の諸元

画像はスズキ株式会社より引用
車両型式VS52C
お値段669,000円
備考乾燥重量
排気量V型2気筒805cc
最高出力50PS[37kW]/6000rpm
最大トルク6.4kgm[63Nm]/4500rpm
60kmh燃費37.0km/L
全長幅高2255mm/770mm/1215mm
面積&体積1.736m²/2.110m³
地上&座面125mm/700mm
車両重量200kg
タイヤ前:80/90R21 後:140/90R15
ブレーキ前:ディスク 後:ドラム

エンジンの排気量が805ccであるVS52C型イントルーダー800は、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では大型自動二輪車(400cc超)に属し、運転するためには大型自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

バイクとしては最上位のクラスとなるので当然バイパスも高速道路も走行できますが、その質において下位クラスとは大きく異なり、颯爽と駆け抜けていく姿はまさに風と呼ぶに相応しいものです。

エンジンの最高出力は50馬力、最大トルクは6.4kgmで、出力だけで見れば必要にして十分なバランスの良さが光ります。

車体の大きさは全長2255mm/全幅770mm/全高1215mmで、最低地上高は125mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は700mmとなっています。

700mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「標準的な価格のバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.255m×全幅0.770mの面積は1.736m²で「標準的な大きさの車体」になります。

この1.736m²で車両価格を割ってみますと38.5万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると127.3万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、小金井市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.255m、全幅0.770m、全高1.215mの3要素を掛けた体積の2.110m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の150位の大きさ、751-1000cc以下クラスでは68車種中の18位となる大きさです。

1000cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は13380円で全839車種中の202位、トルク1kgmあたりのお値段は104531円で56位、車両重量1kgあたりのお値段は3345円で491位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税18年経過2500円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代50680円
タイヤ交換費用/2本40000円
オイル交換費用/2回10000円
任意保険料40000円
年間合計金額156000円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である25.9km/Lとして年間50680円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間40000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は156000円となり、維持費としては高めなことから、所有するには自分や家族に対して、それ相応の「覚悟」というものを迫られそうです。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は55320円で変わりませんが、燃料代は半額の25340円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると25000円になりますので、維持費は10000km比で50340円安い105660円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
44.4km/L532.8km33780円
[-6760]
110%
[+10%]
40.7km/L488.4km36860円
[-3680]
100%37.0km/L444.0km40540円
90%
[-10%]
33.3km/L399.6km45050円
[+4510]
80%
[-20%]
29.6km/L355.2km50680円
[+10140]
70%
[-30%]
25.9km/L310.8km57920円
[+17380]
60%
[-40%]
22.2km/L266.4km67570円
[+27030]
50%
[-50%]
18.5km/L222.0km81080円
[+40540]

VS52C型イントルーダー800の60kmh燃費は37.0km/L、燃料タンクの容量は12.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の37.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は444.0kmで、10000km走行での燃料代は40540円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、37.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(44.4km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は33780円で済みますし、燃費が50%悪化して18.5km/Lになると、40540円から81080円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を37.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは4.1円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら21円を、10kmなら41円を、20kmなら82円を、30kmなら123円を、50kmなら205円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km21円410円4920円
10km41円820円9840円
20km82円1640円19680円
30km123円2460円29520円
50km205円4100円49200円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して410円、10kmなら200km走行して820円、20kmなら400km走行して1640円、30kmなら600km走行して2460円、50kmなら1000km走行して4100円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して4920円、10kmなら2400km走行して9840円、20kmなら4800km走行して19680円、30kmなら7200km走行して29520円、50kmなら12000km走行して49200円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が25.9km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら863.3km(不帰の片道切符なら1726.7km)で、これは東京駅前発とすると島根県松江市の美保関灯台あたりまで行くことができる距離になります。
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