スズキ イントルーダーLCのスペックと維持費 [1997年 VY51型 | 1462cc/67PS | 5MT]

このページではスズキの2人乗りクルーザーモデル、イントルーダーLC [INTRUDER-LC 1997/12モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

VY51型イントルーダーLCのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

VY51型イントルーダーLC 1997年モデルの基本スペック

VY51型イントルーダーLCの諸元

画像はスズキ株式会社より引用
車両型式VY51
お値段1,080,000円
備考乾燥重量 VL1500
排気量V型2気筒1462cc
最高出力67PS[49kW]/4800rpm
最大トルク11.6kgm[114Nm]/2300rpm
60kmh燃費31.0km/L
全長幅高2525mm/965mm/1165mm
面積&体積2.437m²/2.839m³
地上&座面145mm/700mm
車両重量296kg
タイヤ前:150/80R16 後:180/70R15
ブレーキ前:ディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が1462ccであるVY51型イントルーダーLCは、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では大型自動二輪車(400cc超)に属し、運転するためには大型自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

バイクとしては最上位のクラスとなるので当然バイパスも高速道路も走行できますが、その質において下位クラスとは大きく異なり、颯爽と駆け抜けていく姿はまさに風と呼ぶに相応しいものです。

エンジンの最高出力は67馬力、最大トルクは11.6kgmで、出力だけで見れば刺激的なパワーに思わず期待が高まります。

車体の大きさは全長2525mm/全幅965mm/全高1165mmで、最低地上高は145mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は700mmとなっています。

700mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お値段の張るバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.525m×全幅0.965mの面積は2.437m²で「かなり大柄な豊満ボディ」になります。

この2.437m²で車両価格を割ってみますと44.3万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると146.4万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、板橋区の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.525m、全幅0.965m、全高1.165mの3要素を掛けた体積の2.839m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の21位の大きさ、1000cc超クラスでは95車種中の17位となる大きさです。

1000cc超クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は16119円で全839車種中の327位、トルク1kgmあたりのお値段は93103円で12位、車両重量1kgあたりのお値段は3649円で585位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税18年経過2500円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代60480円
タイヤ交換費用/2本40000円
オイル交換費用/2回10000円
任意保険料40000円
年間合計金額165800円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である21.7km/Lとして年間60480円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間40000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は165800円となり、維持費としては高めなことから、所有するには自分や家族に対して、それ相応の「覚悟」というものを迫られそうです。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は55320円で変わりませんが、燃料代は半額の30240円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると25000円になりますので、維持費は10000km比で55240円安い110560円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
37.2km/L558.0km40320円
[-8070]
110%
[+10%]
34.1km/L511.5km43990円
[-4400]
100%31.0km/L465.0km48390円
90%
[-10%]
27.9km/L418.5km53760円
[+5370]
80%
[-20%]
24.8km/L372.0km60480円
[+12090]
70%
[-30%]
21.7km/L325.5km69120円
[+20730]
60%
[-40%]
18.6km/L279.0km80650円
[+32260]
50%
[-50%]
15.5km/L232.5km96770円
[+48380]

VY51型イントルーダーLCの60kmh燃費は31.0km/L、燃料タンクの容量は15.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の31.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は465.0kmで、10000km走行での燃料代は48390円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、31.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(37.2km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は40320円で済みますし、燃費が50%悪化して15.5km/Lになると、48390円から96770円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を31.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは4.8円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら24円を、10kmなら48円を、20kmなら96円を、30kmなら144円を、50kmなら240円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km24円480円5760円
10km48円960円11520円
20km96円1920円23040円
30km144円2880円34560円
50km240円4800円57600円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して480円、10kmなら200km走行して960円、20kmなら400km走行して1920円、30kmなら600km走行して2880円、50kmなら1000km走行して4800円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して5760円、10kmなら2400km走行して11520円、20kmなら4800km走行して23040円、30kmなら7200km走行して34560円、50kmなら12000km走行して57600円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が21.7km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら723.3km(不帰の片道切符なら1446.7km)で、これは東京駅前発とすると香川県高松市の竹居観音岬(四国最北端)あたりまで行くことができる距離になります。
関連:東京発!会いに行く灯台50選 | 最短65km~最長1555km


VY51型イントルーダーLC 1997/12モデルの各種スペック詳細ページ

エンジン
エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比
ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤ
タイヤサイズ変更と加速力&最高速の変化

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