スズキ GSX-S750のスペックと維持費 [2017年 C533F型 | 749cc/112PS | 6MT]

このページではスズキの2人乗りネイキッド、GSX-S750 [2017/03モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

C533F型GSX-S750のエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

C533F型GSX-S750 2017年モデルの基本スペック

C533F型GSX-S750の諸元

画像はスズキ株式会社より引用
車両型式2BL-C533F
お値段969,840円
排気量直列4気筒749cc
最高出力112PS[82kW]/10500rpm
最大トルク8.2kgm[80Nm]/9000rpm
WMTC燃費20.1km/L
全長幅高2125mm/785mm/1055mm
面積&体積1.668m²/1.760m³
地上&座面135mm/820mm
車両重量212kg
タイヤ前:120/70R17 後:180/55R17
ブレーキ前:Wディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が749ccであるC533F型GSX-S750は、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では大型自動二輪車(400cc超)に属し、運転するためには大型自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行できるのはもちろんですが、排気量が大きいおかげでいつもの山坂道や向かい風にも怯まず立ち向かえる余裕のパワーが魅力です。

エンジンの最高出力は112馬力、最大トルクは8.2kgmで、出力だけで見れば刺激的なパワーに思わず期待が高まります。

車体の大きさは全長2125mm/全幅785mm/全高1055mmで、最低地上高は135mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は820mmとなっています。

820mmのシート高はバイクとしては平均よりも少し高いほうなので、身長や座高によっては足が届かなかったり、あるいは「爪先立ちでなんとかギリギリ…でも体重マシマシで届くようになるかも!」というケースが考えられます。

このサイトに登録してある全833車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お値段の張るバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.125m×全幅0.785mの面積は1.668m²で「標準的な大きさの車体」になります。

この1.668m²で車両価格を割ってみますと58.1万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると192.1万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、杉並区の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.125m、全幅0.785m、全高1.055mの3要素を掛けた体積の1.760m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では833車種中の290位の大きさ、401-750cc以下クラスでは99車種中の67位となる大きさです。

750cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は8659円で全833車種中の16位、トルク1kgmあたりのお値段は118273円で109位、車両重量1kgあたりのお値段は4575円で732位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税13年未満1900円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代74630円
タイヤ交換費用/2本32000円
オイル交換費用/2回8000円
任意保険料40000円
年間合計金額169350円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費をWMTC燃費の20.1km/Lとして年間74630円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間32000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で8000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は169350円となり、維持費としては高めなことから、所有するには自分や家族に対して、それ相応の「覚悟」というものを迫られそうです。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は54720円で変わりませんが、燃料代は半額の37315円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると20000円になりますので、維持費は10000km比で57315円安い112035円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率WMTC
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
24.1km/L385.6km62240円
[-12390]
110%
[+10%]
22.1km/L353.6km67870円
[-6760]
100%20.1km/L321.6km74630円
90%
[-10%]
18.1km/L289.6km82870円
[+8240]
80%
[-20%]
16.1km/L257.6km93170円
[+18540]
70%
[-30%]
14.1km/L225.6km106380円
[+31750]
60%
[-40%]
12.1km/L193.6km123970円
[+49340]
50%
[-50%]
10.1km/L161.6km148510円
[+73880]

C533F型GSX-S750のWMTC燃費は20.1km/L、燃料タンクの容量は16.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の20.1km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は321.6kmで、10000km走行での燃料代は74630円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、20.1km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(24.1km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は62240円で済みますし、燃費が50%悪化して10.1km/Lになると、74630円から148510円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を20.1km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは7.5円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら38円を、10kmなら75円を、20kmなら150円を、30kmなら225円を、50kmなら375円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km38円750円9000円
10km75円1500円18000円
20km150円3000円36000円
30km225円4500円54000円
50km375円7500円90000円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して750円、10kmなら200km走行して1500円、20kmなら400km走行して3000円、30kmなら600km走行して4500円、50kmなら1000km走行して7500円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して9000円、10kmなら2400km走行して18000円、20kmなら4800km走行して36000円、30kmなら7200km走行して54000円、50kmなら12000km走行して90000円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が20.1km/L、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら670.0km(不帰の片道切符なら1340.0km)で、これは東京駅前発とすると青森県八戸市の鮫角灯台あたりまで行くことができる距離になります。
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