スズキ GN125Eのスペックと維持費 [1995年 NF41A型 | 124cc/13.0PS | 5MT]

このページではスズキの2人乗りネイキッド、GN125E [1995/02モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

NF41A型GN125Eのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

NF41A型GN125E 1995年モデルの基本スペック

NF41A型GN125Eの諸元

画像はスズキ株式会社より引用
車両型式NF41A
お値段259,000円
備考車重は概算値 [乾燥重量103kg]
排気量単気筒124cc
最高出力13.0PS[9.6kW]/9500rpm
最大トルク1.00kgm[9.8Nm]/8500rpm
60kmh燃費64.0km/L
全長幅高1945mm/815mm/1110mm
面積&体積1.585m²/1.760m³
地上&座面170mm/738mm
車両重量113kg
タイヤ前:2.75-18|後:3.50-16
ブレーキ前:ディスク|後:ドラム
125cc以下の 最高出力 ランキング
125cc以下の 最大トルク ランキング
125cc以下の シート高 ランキング

エンジンの排気量が124ccであるNF41A型GN125Eは、道路運送車両法では第二種原動機付自転車(125cc以下/原付二種・甲)、道路交通法では普通自動二輪車(50cc超400cc以下)に属し、運転するためには普通自動二輪車免許(小型限定可/AT不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎の車検を受ける必要がありません。

高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行することはできませんが、概ね車体が安く、小排気量ゆえに燃費が良く、税金が安く、任意保険も自動車保険の特約を使えるなどお財布へのダメージの少なさは特筆すべきものです。

エンジンの最高出力は13.0馬力、最大トルクは1.00kgmで、出力だけで見れば扱いやすい安寧なパワーの心地よさが魅力です。

車体の大きさは全長1945mm/全幅815mm/全高1110mmで、最低地上高は170mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は738mmとなっています。

738mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全916車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お求めやすいバイク」に、駐車する際に必要となる全長1.945m×全幅0.815mの面積は1.585m²で「標準的な大きさの車体」になります。

この1.585m²で車両価格を割ってみますと16.3万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると53.9万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、八王子市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長1.945m、全幅0.815m、全高1.110mの3要素を掛けた体積の1.760m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では916車種中の321位の大きさ、51-125cc以下クラスでは119車種中の14位となる大きさです。

125cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は19923円で全916車種中の485位、トルク1kgmあたりのお値段は259000円で635位、車両重量1kgあたりのお値段は2292円で86位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税125cc以下2400円
重量税なし0円
自賠責保険原付4935円
10000km走行燃料代33200円
タイヤ交換費用/2本10000円
オイル交換費用/2回4000円
任意保険料25000円
年間合計金額79535円
125cc以下の 年間維持費 ランキング

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が170円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である44.8km/Lとして年間33200円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間10000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で4000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間25000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は79535円となり、維持費としては安めですが最安でもないことから、「安いからじゃない、好きで乗ってるんだ!」という矜持を得られます。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は32335円で変わりませんが、燃料代は半額の16600円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると7000円になりますので、維持費は10000km比で23600円安い55935円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
76.8km/L768.0km22140円
[-4420]
110%
[+10%]
70.4km/L704.0km24150円
[-2410]
100%64.0km/L640.0km26560円
90%
[-10%]
57.6km/L576.0km29510円
[+2950]
80%
[-20%]
51.2km/L512.0km33200円
[+6640]
70%
[-30%]
44.8km/L448.0km37950円
[+11390]
60%
[-40%]
38.4km/L384.0km44270円
[+17710]
50%
[-50%]
32.0km/L320.0km53130円
[+26570]
125cc以下の 航続距離 ランキング

NF41A型GN125Eの60kmh燃費は64.0km/L、燃料タンクの容量は10.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(170円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の64.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は640.0kmで、10000km走行での燃料代は26560円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、64.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(76.8km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は22140円で済みますし、燃費が50%悪化して32.0km/Lになると、26560円から53130円にまで跳ね上がってしまいます。

ガソリン価格の変動とガソリン代

上記では年間走行距離を10000kmとしてシミュレーションしましたが、「待てよ…?バイクを年間10000km乗るって相当だぞ…?」という内なる声が聞こえてきましたので、3000km・5000km・7000kmのパターンを追加、併せてガソリン価格の上下動によるガソリン代の変化も計算してみます。

とはいうものの、どこの世界にも好事家はおられるものでして、「年間10000km?甘い! 甘 す ぎ る !」といった場合もありましょうから、15000km・20000kmのパターンも作ってみます。

年間3000km走行の場合
30円下落 140円/L6600円 -1400円
20円下落 150円/L7100円 -900円
10円下落 160円/L7600円 -400円
170円/L8000円/46.9L
10円上昇 180円/L8500円 +500円
20円上昇 190円/L9000円 +1000円
30円上昇 200円/L9400円 +1400円
年間5000km走行の場合
30円下落 140円/L11000円 -2300円
20円下落 150円/L11800円 -1500円
10円下落 160円/L12500円 -800円
170円/L13300円/78.1L
10円上昇 180円/L14100円 +800円
20円上昇 190円/L14900円 +1600円
30円上昇 200円/L15700円 +2400円

年間7000km走行の場合
30円下落 140円/L15400円 -3200円
20円下落 150円/L16500円 -2100円
10円下落 160円/L17600円 -1000円
170円/L18600円/109.4L
10円上昇 180円/L19700円 +1100円
20円上昇 190円/L20800円 +2200円
30円上昇 200円/L21900円 +3300円
年間10000km走行の場合
30円下落 140円/L21900円 -4700円
20円下落 150円/L23500円 -3100円
10円下落 160円/L25000円 -1600円
170円/L26600円/156.2L
10円上昇 180円/L28200円 +1600円
20円上昇 190円/L29700円 +3100円
30円上昇 200円/L31300円 +4700円

年間15000km走行の場合
30円下落 140円/L32900円 -7000円
20円下落 150円/L35200円 -4700円
10円下落 160円/L37600円 -2300円
170円/L39900円/234.4L
10円上昇 180円/L42200円 +2300円
20円上昇 190円/L44600円 +4700円
30円上昇 200円/L46900円 +7000円
年間20000km走行の場合
30円下落 140円/L43800円 -9400円
20円下落 150円/L46900円 -6300円
10円下落 160円/L50000円 -3200円
170円/L53200円/312.5L
10円上昇 180円/L56300円 +3100円
20円上昇 190円/L59400円 +6200円
30円上昇 200円/L62500円 +9300円

走行距離が3000kmくらいですと、ガソリン価格が30円上下したところで金額のブレ幅は-1400円から+1400円の間ですので、そうびっくりするほどではありません。5000kmでも-2300円から+2400円の変動ですから、ガソリンが高くなればなったぶんだけ、ちょっと我慢すればまだ耐えられなくもない感じです。

また走行距離が伸びてきても、もともとの燃費が良いので給油量も知れたもの、払うお金もまた知れたものです。もちろん安いに越したことはないのですが、「ガソリンが高くなった!もうだめだ維持できない!売る~~~ッ!」と突っ走るほどではありません。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を170円、燃費を64.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは2.7円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら14円を、10kmなら27円を、20kmなら54円を、30kmなら81円を、50kmなら135円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km14円270円3240円
10km27円540円6480円
20km54円1080円12960円
30km81円1620円19440円
50km135円2700円32400円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して270円、10kmなら200km走行して540円、20kmなら400km走行して1080円、30kmなら600km走行して1620円、50kmなら1000km走行して2700円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して3240円、10kmなら2400km走行して6480円、20kmなら4800km走行して12960円、30kmなら7200km走行して19440円、50kmなら12000km走行して32400円かかる計算になります。

せっかく維持費の安さにかけては右に出るものがないほどなのですから、「1円でも無駄な出費はしないぞ!」という高い志を持ってエンジンオイルや空気圧管理の基本メンテナンスをこなし、ベアリングやチェーンの劣化にも気を配って、燃費に対する意識の高さを世に示したいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が44.8km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが170円の時勢では往復前提なら1317.6km(不帰の片道切符なら2635.3km)で、これは東京駅前発とすると大分県佐伯市の鶴御崎燈台(九州最東端)あたりまで行くことができる距離になります。
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