カワサキ KDX125SRのスペックと維持費 [1999年 DX125A型 | 124cc/22.0PS | 6MT]

このページではカワサキの2人乗りデュアルパーパス、KDX125SR [1999/02モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

DX125A型KDX125SRのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

DX125A型KDX125SR 1999年モデルの基本スペック

DX125A型KDX125SRの諸元

画像はカワサキモータースジャパンより引用
車両型式DX125A
お値段339,000円
排気量単気筒124cc
最高出力22.0PS[16.2kW]/9500rpm
最大トルク1.90kgm[18.6Nm]/8000rpm
60kmh燃費55.5km/L
全長幅高2115mm/855mm/1190mm
面積&体積1.808m²/2.152m³
地上&座面260mm/860mm
車両重量117kg
タイヤ前:70/100R21 後:4.10-18
ブレーキ前:ディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が124ccであるDX125A型KDX125SRは、道路運送車両法では第二種原動機付自転車(125cc以下/原付二種・甲)、道路交通法では普通自動二輪車(50cc超400cc以下)に属し、運転するためには普通自動二輪車免許(小型限定可/AT不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎の車検を受ける必要がありません。

高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行することはできませんが、概ね車体が安く、小排気量ゆえに燃費が良く、税金が安く、任意保険も自動車保険の特約を使えるなどお財布へのダメージの少なさは特筆すべきものです。

エンジンの最高出力は22.0馬力、最大トルクは1.90kgmで、出力だけで見れば扱いやすい安寧なパワーの心地よさが魅力です。

車体の大きさは全長2115mm/全幅855mm/全高1190mmで、最低地上高は260mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は860mmとなっています。

860mmのシート高はバイクとしては平均よりも少し高いほうなので、身長や座高によっては足が届かなかったり、あるいは「爪先立ちでなんとかギリギリ…でも体重マシマシで届くようになるかも!」というケースが考えられます。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お求めやすいバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.115m×全幅0.855mの面積は1.808m²で「やや大きめの車体」になります。

この1.808m²で車両価格を割ってみますと18.8万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると62.1万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、東大和市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.115m、全幅0.855m、全高1.190mの3要素を掛けた体積の2.152m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の135位の大きさ、51-125cc以下クラスでは109車種中の2位となる大きさです。

125cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は15409円で全839車種中の296位、トルク1kgmあたりのお値段は178421円で336位、車両重量1kgあたりのお値段は2897円で303位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税125cc以下2400円
重量税なし0円
自賠責保険原付4935円
10000km走行燃料代33780円
タイヤ交換費用/2本10000円
2サイクルオイル費用10000円
任意保険料25000円
年間合計金額86115円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である38.8km/Lとして年間33780円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間10000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間25000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は86115円となり、維持費としては安めですが最安でもないことから、「安いからじゃない、好きで乗ってるんだ!」という矜持を得られます。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は32335円で変わりませんが、燃料代は半額の16890円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると10000円になりますので、維持費は10000km比で26890円安い59225円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
66.6km/L599.4km22520円
[-4510]
110%
[+10%]
61.1km/L549.9km24550円
[-2480]
100%55.5km/L499.5km27030円
90%
[-10%]
50.0km/L450.0km30000円
[+2970]
80%
[-20%]
44.4km/L399.6km33780円
[+6750]
70%
[-30%]
38.8km/L349.2km38660円
[+11630]
60%
[-40%]
33.3km/L299.7km45050円
[+18020]
50%
[-50%]
27.8km/L250.2km53960円
[+26930]

DX125A型KDX125SRの60kmh燃費は55.5km/L、燃料タンクの容量は9.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の55.5km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は499.5kmで、10000km走行での燃料代は27030円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、55.5km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(66.6km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は22520円で済みますし、燃費が50%悪化して27.8km/Lになると、27030円から53960円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を55.5km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは2.7円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら14円を、10kmなら27円を、20kmなら54円を、30kmなら81円を、50kmなら135円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km14円270円3240円
10km27円540円6480円
20km54円1080円12960円
30km81円1620円19440円
50km135円2700円32400円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して270円、10kmなら200km走行して540円、20kmなら400km走行して1080円、30kmなら600km走行して1620円、50kmなら1000km走行して2700円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して3240円、10kmなら2400km走行して6480円、20kmなら4800km走行して12960円、30kmなら7200km走行して19440円、50kmなら12000km走行して32400円かかる計算になります。

せっかく維持費の安さにかけては右に出るものがないほどなのですから、「1円でも無駄な出費はしないぞ!」という高い志を持ってエンジンオイルや空気圧管理の基本メンテナンスをこなし、ベアリングやチェーンの劣化にも気を配って、燃費に対する意識の高さを世に示したいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が38.8km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら1293.3km(不帰の片道切符なら2586.7km)で、これは東京駅前発とすると大分県佐伯市の鶴御崎燈台(九州最東端)あたりまで行くことができる距離になります。
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