ホンダ トランザルプ400Vのスペックと維持費 [1991年 ND06型 | 398cc/37PS | 5MT]

このページではホンダの2人乗りデュアルパーパス、トランザルプ400V [TRANSALP 400V 1991/10モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

ND06型トランザルプ400Vのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

ND06型トランザルプ400V 1991年モデルの基本スペック

ND06型トランザルプ400Vの諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式ND06
お値段579,000円
排気量V型2気筒398cc
最高出力37PS[27kW]/8500rpm
最大トルク3.5kgm[34Nm]/6500rpm
60kmh燃費33.1km/L
全長幅高2265mm/875mm/1310mm
面積&体積1.982m²/2.596m³
地上&座面195mm/850mm
車両重量201kg
タイヤ前:90/90R21 後:130/80R17
ブレーキ前:ディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が398ccであるND06型トランザルプ400Vは、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では普通自動二輪車(50cc超400cc以下)に属し、運転するためには普通自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

免許証は「400cc以下」、車検は「250cc超」となっているせいで、太古の昔より250ccクラスと比較しては「高速道路を走れるのに車検がなくてずるい!」と嘆く声が後を絶ちません。

エンジンの最高出力は37馬力、最大トルクは3.5kgmで、出力だけで見れば必要にして十分なバランスの良さが光ります。

車体の大きさは全長2265mm/全幅875mm/全高1310mmで、最低地上高は195mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は850mmとなっています。

850mmのシート高はバイクとしては平均よりも少し高いほうなので、身長や座高によっては足が届かなかったり、あるいは「爪先立ちでなんとかギリギリ…でも体重マシマシで届くようになるかも!」というケースが考えられます。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「標準的な価格のバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.265m×全幅0.875mの面積は1.982m²で「やや大きめの車体」になります。

この1.982m²で車両価格を割ってみますと29.2万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると96.5万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、小平市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.265m、全幅0.875m、全高1.310mの3要素を掛けた体積の2.596m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の52位の大きさ、251-400cc以下クラスでは115車種中の5位となる大きさです。

400cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は15649円で全839車種中の305位、トルク1kgmあたりのお値段は165429円で278位、車両重量1kgあたりのお値段は2881円で290位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税18年経過2500円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代56600円
タイヤ交換費用/2本24000円
オイル交換費用/2回6000円
任意保険料40000円
年間合計金額141920円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である23.2km/Lとして年間56600円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間24000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で6000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は141920円となり、バイクの維持費としては高すぎず安すぎない、「バイクに乗るならこのくらいは掛かるよね」という平均的な金額です。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は55320円で変わりませんが、燃料代は半額の28300円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると15000円になりますので、維持費は10000km比で43300円安い98620円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
39.7km/L714.6km37780円
[-7540]
110%
[+10%]
36.4km/L655.2km41210円
[-4110]
100%33.1km/L595.8km45320円
90%
[-10%]
29.8km/L536.4km50340円
[+5020]
80%
[-20%]
26.5km/L477.0km56600円
[+11280]
70%
[-30%]
23.2km/L417.6km64660円
[+19340]
60%
[-40%]
19.9km/L358.2km75380円
[+30060]
50%
[-50%]
16.6km/L298.8km90360円
[+45040]

ND06型トランザルプ400Vの60kmh燃費は33.1km/L、燃料タンクの容量は18.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の33.1km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は595.8kmで、10000km走行での燃料代は45320円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、33.1km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(39.7km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は37780円で済みますし、燃費が50%悪化して16.6km/Lになると、45320円から90360円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を33.1km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは4.5円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら23円を、10kmなら45円を、20kmなら90円を、30kmなら135円を、50kmなら225円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km23円450円5400円
10km45円900円10800円
20km90円1800円21600円
30km135円2700円32400円
50km225円4500円54000円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して450円、10kmなら200km走行して900円、20kmなら400km走行して1800円、30kmなら600km走行して2700円、50kmなら1000km走行して4500円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して5400円、10kmなら2400km走行して10800円、20kmなら4800km走行して21600円、30kmなら7200km走行して32400円、50kmなら12000km走行して54000円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が23.2km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら773.3km(不帰の片道切符なら1546.7km)で、これは東京駅前発とすると青森県東通村の尻屋埼灯台あたりまで行くことができる距離になります。
関連:東京発!会いに行く灯台50選 | 最短65km~最長1555km


ND06型トランザルプ400V 1991/10モデルの各種スペック詳細ページ

エンジン
エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比
ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤ
タイヤサイズ変更と加速力&最高速の変化

通知表
さまざまな性能評価の数値と偏差値&順位
【主要諸元編】同車名または同型式の車種一覧
シャドウ スラッシャー
NC40型
(2000/02)
33PS
3.6kgm
40.0km/L
57.9万円
シャドウ
[400]
NC34型
(1997/03)
33PS
3.5kgm
34.0km/L
57.9万円
スティード
[<400> VSE]
NC26型
(1996/01)
31PS
3.4kgm
37.2km/L
57.9万円
VRXロードスター
NC33型
(1995/08)
33PS
3.5kgm
37.0km/L
57.9万円
スティード
[<400>]
NC26型
(1988/01)
30PS
3.3kgm
37.0km/L
57.9万円