ホンダ ジャイロ キャノピーのスペックと維持費 [1990年 TA02型 | 49cc/5.3PS | CVT]

このページではホンダの1人乗りスクーター、ジャイロ キャノピー [GYRO CANOPY 1990/12モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

TA02型ジャイロ キャノピーのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

TA02型ジャイロ キャノピー 1990年モデルの基本スペック

TA02型ジャイロ キャノピーの諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式A-TA02
お値段384,000円
備考デッキタイプ ワゴンタイプ
排気量単気筒49cc
最高出力5.3PS[3.9kW]/7000rpm
最大トルク0.57kgm[5.6Nm]/6500rpm
30kmh燃費38.3km/L
全長幅高1895mm/650mm/1680mm
面積&体積1.232m²/2.069m³
地上&座面85mm/690mm
車両重量128kg
タイヤ前:4.00-12 後:130/90R6
ブレーキ前:ドラム 後:ドラム

エンジンの排気量が49ccであるTA02型ジャイロ キャノピーは、道路運送車両法では第一種原動機付自転車(50cc以下/原付一種)、道路交通法では原動機付自転車に属し、運転するためには原動機付自転車免許を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎の車検を受ける必要がありません。

高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行することはできませんが、概ね車体が安く、小排気量ゆえに燃費が良く、税金が安く、任意保険も自動車保険の特約を使えるなどお財布へのダメージの少なさは特筆すべきものです。

エンジンの最高出力は5.3馬力、最大トルクは0.57kgmで、出力だけで見れば扱いやすい安寧なパワーの心地よさが魅力です。

車体の大きさは全長1895mm/全幅650mm/全高1680mmで、最低地上高は85mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は690mmとなっています。

690mmのシート高はバイクとしてはかなり低いほうなので、よほどでなければ足が地に着く充足感を与えてくれることでしょう。全てを包み込む懐の深さ、全て受け入れる器の大きさは、必ずや生き方の指針となってくれるに違いありません。

このサイトに登録してある全833車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「標準的な価格のバイク」に、駐車する際に必要となる全長1.895m×全幅0.650mの面積は1.232m²で「やや小さめの車体」になります。

この1.232m²で車両価格を割ってみますと31.2万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると103.1万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、西東京市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長1.895m、全幅0.650m、全高1.680mの3要素を掛けた体積の2.069m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では833車種中の162位の大きさ、50cc以下クラスでは145車種中の3位となる大きさです。

50cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は72453円で全833車種中の826位、トルク1kgmあたりのお値段は673684円で823位、車両重量1kgあたりのお値段は3000円で344位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税50cc以下2000円
重量税なし0円
自賠責保険原付4935円
10000km走行燃料代49020円
タイヤ交換費用/2本10000円
2サイクルオイル費用10000円
任意保険料25000円
年間合計金額100955円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を30km/h定地走行燃費の70%である26.8km/Lとして年間49020円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間10000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間25000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は100955円となり、維持費としては安めですが最安でもないことから、「安いからじゃない、好きで乗ってるんだ!」という矜持を得られます。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は31935円で変わりませんが、燃料代は半額の24510円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると10000円になりますので、維持費は10000km比で34510円安い66445円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率30km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
46.0km/L335.8km32610円
[-6550]
110%
[+10%]
42.1km/L307.3km35630円
[-3530]
100%38.3km/L279.6km39160円
90%
[-10%]
34.5km/L251.8km43480円
[+4320]
80%
[-20%]
30.6km/L223.4km49020円
[+9860]
70%
[-30%]
26.8km/L195.6km55970円
[+16810]
60%
[-40%]
23.0km/L167.9km65220円
[+26060]
50%
[-50%]
19.1km/L139.4km78530円
[+39370]

TA02型ジャイロ キャノピーの30kmh燃費は38.3km/L、燃料タンクの容量は7.3Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の38.3km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は279.6kmで、10000km走行での燃料代は39160円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、38.3km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(46.0km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は32610円で済みますし、燃費が50%悪化して19.1km/Lになると、39160円から78530円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を38.3km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは3.9円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら20円を、10kmなら39円を、20kmなら78円を、30kmなら117円を、50kmなら195円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km20円390円4680円
10km39円780円9360円
20km78円1560円18720円
30km117円2340円28080円
50km195円3900円46800円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して390円、10kmなら200km走行して780円、20kmなら400km走行して1560円、30kmなら600km走行して2340円、50kmなら1000km走行して3900円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して4680円、10kmなら2400km走行して9360円、20kmなら4800km走行して18720円、30kmなら7200km走行して28080円、50kmなら12000km走行して46800円かかる計算になります。

せっかく維持費の安さにかけては右に出るものがないほどなのですから、「1円でも無駄な出費はしないぞ!」という高い志を持ってエンジンオイルや空気圧管理の基本メンテナンスをこなし、ベアリングやチェーンの劣化にも気を配って、燃費に対する意識の高さを世に示したいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が26.8km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら893.3km(不帰の片道切符なら1786.7km)で、これは東京駅前発とすると北海道函館市の恵山岬灯台または島根県出雲市の出雲日御碕灯台あたりまで行くことができる距離になります。
関連:東京発!会いに行く灯台50選 | 最短65km~最長1555km


TA02型ジャイロ キャノピー 1990/12モデルの各種スペック詳細ページ

エンジン
エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

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ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

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タイヤサイズ変更と加速力&最高速の変化

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【主要諸元編】同車名または同型式の車種一覧
ジャイロ キャノピー
TA03型
(2008/03)
4.6PS
0.45kgm
54.5km/L
38.4万円