ホンダ ゴリラのスペックと維持費 [1999年 AB27型 | 49cc/3.1PS | 4MT]

このページではホンダの1人乗りファミリー・レジャーバイク、ゴリラ [GORILLA 1999/09モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

AB27型ゴリラのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

AB27型ゴリラ 1999年モデルの基本スペック

AB27型ゴリラの諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式BA-AB27
お値段196,000円
排気量単気筒49cc
最高出力3.1PS[2.3kW]/7500rpm
最大トルク0.32kgm[3.1Nm]/6000rpm
30kmh燃費90.0km/L
全長幅高1365mm/625mm/880mm
面積&体積0.853m²/0.751m³
地上&座面150mm/660mm
車両重量67kg
タイヤ前:3.50-8 後:3.50-8
ブレーキ前:ドラム 後:ドラム

エンジンの排気量が49ccであるAB27型ゴリラは、道路運送車両法では第一種原動機付自転車(50cc以下/原付一種)、道路交通法では原動機付自転車に属し、運転するためには原動機付自転車免許を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎の車検を受ける必要がありません。

高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行することはできませんが、概ね車体が安く、小排気量ゆえに燃費が良く、税金が安く、任意保険も自動車保険の特約を使えるなどお財布へのダメージの少なさは特筆すべきものです。

エンジンの最高出力は3.1馬力、最大トルクは0.32kgmで、出力だけで見れば扱いやすい安寧なパワーの心地よさが魅力です。

車体の大きさは全長1365mm/全幅625mm/全高880mmで、最低地上高は150mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は660mmとなっています。

660mmのシート高はバイクとしては平均よりも少し低いほうなので、恐らく多くの人がいざというとき足が届かない恐怖に身構えることなく、安心して乗ることができるのではないかと思われます。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お求めやすいバイク」に、駐車する際に必要となる全長1.365m×全幅0.625mの面積は0.853m²で「小粒で可愛らしい車体」になります。

この0.853m²で車両価格を割ってみますと23万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると76万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、多摩市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長1.365m、全幅0.625m、全高0.880mの3要素を掛けた体積の0.751m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の530位の大きさ、50cc以下クラスでは145車種中の89位となる大きさです。

50cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は63226円で全839車種中の824位、トルク1kgmあたりのお値段は612500円で827位、車両重量1kgあたりのお値段は2925円で308位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税50cc以下2000円
重量税なし0円
自賠責保険原付4935円
10000km走行燃料代20830円
タイヤ交換費用/2本10000円
オイル交換費用/2回4000円
任意保険料25000円
年間合計金額66765円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を30km/h定地走行燃費の70%である63.0km/Lとして年間20830円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間10000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で4000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間25000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は66765円となり、これは泣く子も黙る破格の安さ、とてつもなくお財布に優しい倹約家、永遠の愛を誓いあえる頼もしい相棒です。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は31935円で変わりませんが、燃料代は半額の10415円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると7000円になりますので、維持費は10000km比で17415円安い49350円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率30km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
108.0km/L972.0km13890円
[-2780]
110%
[+10%]
99.0km/L891.0km15150円
[-1520]
100%90.0km/L810.0km16670円
90%
[-10%]
81.0km/L729.0km18520円
[+1850]
80%
[-20%]
72.0km/L648.0km20830円
[+4160]
70%
[-30%]
63.0km/L567.0km23810円
[+7140]
60%
[-40%]
54.0km/L486.0km27780円
[+11110]
50%
[-50%]
45.0km/L405.0km33330円
[+16660]

AB27型ゴリラの30kmh燃費は90.0km/L、燃料タンクの容量は9.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の90.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は810.0kmで、10000km走行での燃料代は16670円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、90.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(108.0km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は13890円で済みますし、燃費が50%悪化して45.0km/Lになると、16670円から33330円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を90.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは1.7円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら9円を、10kmなら17円を、20kmなら34円を、30kmなら51円を、50kmなら85円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km9円170円2040円
10km17円340円4080円
20km34円680円8160円
30km51円1020円12240円
50km85円1700円20400円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して170円、10kmなら200km走行して340円、20kmなら400km走行して680円、30kmなら600km走行して1020円、50kmなら1000km走行して1700円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して2040円、10kmなら2400km走行して4080円、20kmなら4800km走行して8160円、30kmなら7200km走行して12240円、50kmなら12000km走行して20400円かかる計算になります。

せっかく維持費の安さにかけては右に出るものがないほどなのですから、「1円でも無駄な出費はしないぞ!」という高い志を持ってエンジンオイルや空気圧管理の基本メンテナンスをこなし、ベアリングやチェーンの劣化にも気を配って、燃費に対する意識の高さを世に示したいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が63.0km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら2100.0km(不帰の片道切符なら4200.0km)で、これは東京駅前発とすると青森県大間町の大間崎(本州最北端)から山口県下関市の毘沙ノ鼻(本州最西端)あたりまで行くことができる距離になります。
関連:東京発!会いに行く灯台50選 | 最短65km~最長1555km


AB27型ゴリラ 1999/09モデルの各種スペック詳細ページ

エンジン
エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比
ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

No Data

通知表
さまざまな性能評価の数値と偏差値&順位
【主要諸元編】同車名または同型式の車種一覧
ゴリラ
Z50J型
(1998/02)
3.1PS
0.32kgm
90.0km/L
19.6万円
モンキー
AB27型
(2009/02)
3.4PS
0.35kgm
100.0km/L
19.6万円
モンキー
AB27型
(1999/09)
3.1PS
0.32kgm
90.0km/L
19.6万円