ホンダ GB250 クラブマンのスペックと維持費 [1983年 MC10型 | 249cc/30PS | 6MT]

このページではホンダの2人乗りネイキッド、GB250 クラブマン [GB250 CLUBMAN 1983/12モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

MC10型GB250 クラブマンのエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

MC10型GB250 クラブマン 1983年モデルの基本スペック

MC10型GB250 クラブマンの諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式MC10
お値段379,000円
排気量単気筒249cc
最高出力30PS[22kW]/9500rpm
最大トルク2.4kgm[24Nm]/8000rpm
60kmh燃費58.0km/L
全長幅高2015mm/640mm/1035mm
面積&体積1.290m²/1.335m³
地上&座面175mm/780mm
車両重量145kg
タイヤ前:90/90R18 後:110/90R18
ブレーキ前:ディスク 後:ドラム

エンジンの排気量が249ccであるMC10型GB250 クラブマンは、道路運送車両法では軽二輪自動車(125cc超250cc以下)、道路交通法では普通自動二輪車(50cc超400cc以下)に属し、運転するためには普通自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎の車検を受ける必要がありません。

その上、高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行することができるので、メンテナンスの知識と技術に覚えがあって、多少の非力感を妥協できるのであれば、お財布に優しいと言えるバイクです。

エンジンの最高出力は30馬力、最大トルクは2.4kgmで、出力だけで見れば扱いやすい安寧なパワーの心地よさが魅力です。

車体の大きさは全長2015mm/全幅640mm/全高1035mmで、最低地上高は175mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は780mmとなっています。

780mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「標準的な価格のバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.015m×全幅0.640mの面積は1.290m²で「やや小さめの車体」になります。

この1.290m²で車両価格を割ってみますと29.4万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると97.2万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、西東京市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.015m、全幅0.640m、全高1.035mの3要素を掛けた体積の1.335m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の449位の大きさ、126-250cc以下クラスでは208車種中の162位となる大きさです。

250cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は12633円で全839車種中の175位、トルク1kgmあたりのお値段は157917円で254位、車両重量1kgあたりのお値段は2614円で187位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc以下3600円
重量税なし0円
自賠責保険軽二輪7145円
10000km走行燃料代28020円
タイヤ交換費用/2本16000円
オイル交換費用/2回5000円
任意保険料40000円
年間合計金額99765円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が130円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を60km/h定地走行燃費の70%である40.6km/Lとして年間28020円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間16000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で5000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は99765円となり、維持費としては安めですが最安でもないことから、「安いからじゃない、好きで乗ってるんだ!」という矜持を得られます。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は50745円で変わりませんが、燃料代は半額の14010円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると10500円になりますので、維持費は10000km比で24510円安い75255円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率60km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
69.6km/L1183.2km18680円
[-3730]
110%
[+10%]
63.8km/L1084.6km20380円
[-2030]
100%58.0km/L986.0km22410円
90%
[-10%]
52.2km/L887.4km24900円
[+2490]
80%
[-20%]
46.4km/L788.8km28020円
[+5610]
70%
[-30%]
40.6km/L690.2km32020円
[+9610]
60%
[-40%]
34.8km/L591.6km37360円
[+14950]
50%
[-50%]
29.0km/L493.0km44830円
[+22420]

MC10型GB250 クラブマンの60kmh燃費は58.0km/L、燃料タンクの容量は17.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(130円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の58.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は986.0kmで、10000km走行での燃料代は22410円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、58.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(69.6km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は18680円で済みますし、燃費が50%悪化して29.0km/Lになると、22410円から44830円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を130円、燃費を58.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは2.2円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら11円を、10kmなら22円を、20kmなら44円を、30kmなら66円を、50kmなら110円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km11円220円2640円
10km22円440円5280円
20km44円880円10560円
30km66円1320円15840円
50km110円2200円26400円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して220円、10kmなら200km走行して440円、20kmなら400km走行して880円、30kmなら600km走行して1320円、50kmなら1000km走行して2200円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して2640円、10kmなら2400km走行して5280円、20kmなら4800km走行して10560円、30kmなら7200km走行して15840円、50kmなら12000km走行して26400円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が40.6km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが130円の時勢では往復前提なら1561.5km(不帰の片道切符なら3123.1km)で、これは東京駅前発とすると北海道根室市の納沙布岬灯台(日本最東端)あたりまで行くことができる距離になります。
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