ホンダ ダックス50のスペックと維持費 [1995年 AB26型 | 49cc/2.6PS | 3AT]

このページではホンダの1人乗りファミリー・レジャーバイク、ダックス50 [DAX50 1995/02モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

AB26型ダックス50のエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

AB26型ダックス50 1995年モデルの基本スペック

AB26型ダックス50の諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式A-AB26
お値段198,000円
排気量単気筒49cc
最高出力2.6PS[1.9kW]/7000rpm
最大トルク0.29kgm[2.8Nm]/4500rpm
30kmh燃費80.0km/L
全長幅高1510mm/590mm/980mm
面積&体積0.891m²/0.873m³
地上&座面130mm/735mm
車両重量75kg
タイヤ前:3.50-10 後:3.50-10
ブレーキ前:ドラム 後:ドラム

エンジンの排気量が49ccであるAB26型ダックス50は、道路運送車両法では第一種原動機付自転車(50cc以下/原付一種)、道路交通法では原動機付自転車に属し、運転するためには原動機付自転車免許を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎の車検を受ける必要がありません。

高速道路やバイパスなど自動車専用道路を通行することはできませんが、概ね車体が安く、小排気量ゆえに燃費が良く、税金が安く、任意保険も自動車保険の特約を使えるなどお財布へのダメージの少なさは特筆すべきものです。

エンジンの最高出力は2.6馬力、最大トルクは0.29kgmで、出力だけで見れば扱いやすい安寧なパワーの心地よさが魅力です。

車体の大きさは全長1510mm/全幅590mm/全高980mmで、最低地上高は130mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は735mmとなっています。

735mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「お求めやすいバイク」に、駐車する際に必要となる全長1.510m×全幅0.590mの面積は0.891m²で「小粒で可愛らしい車体」になります。

この0.891m²で車両価格を割ってみますと22.2万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると73.4万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、多摩市の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長1.510m、全幅0.590m、全高0.980mの3要素を掛けた体積の0.873m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の526位の大きさ、50cc以下クラスでは145車種中の85位となる大きさです。

50cc以下クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は76154円で全839車種中の833位、トルク1kgmあたりのお値段は682759円で830位、車両重量1kgあたりのお値段は2640円で195位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税50cc以下2000円
重量税なし0円
自賠責保険原付4935円
10000km走行燃料代23440円
タイヤ交換費用/2本10000円
オイル交換費用/2回4000円
任意保険料25000円
年間合計金額69375円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費を30km/h定地走行燃費の70%である56.0km/Lとして年間23440円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間10000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で4000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間25000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は69375円となり、これは泣く子も黙る破格の安さ、とてつもなくお財布に優しい倹約家、永遠の愛を誓いあえる頼もしい相棒です。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は31935円で変わりませんが、燃料代は半額の11720円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると7000円になりますので、維持費は10000km比で18720円安い50655円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率30km/h
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
96.0km/L240.0km15630円
[-3120]
110%
[+10%]
88.0km/L220.0km17050円
[-1700]
100%80.0km/L200.0km18750円
90%
[-10%]
72.0km/L180.0km20830円
[+2080]
80%
[-20%]
64.0km/L160.0km23440円
[+4690]
70%
[-30%]
56.0km/L140.0km26790円
[+8040]
60%
[-40%]
48.0km/L120.0km31250円
[+12500]
50%
[-50%]
40.0km/L100.0km37500円
[+18750]

AB26型ダックス50の30kmh燃費は80.0km/L、燃料タンクの容量は2.5Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の80.0km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は200.0kmで、10000km走行での燃料代は18750円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、80.0km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(96.0km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は15630円で済みますし、燃費が50%悪化して40.0km/Lになると、18750円から37500円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を80.0km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは1.9円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら10円を、10kmなら19円を、20kmなら38円を、30kmなら57円を、50kmなら95円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km10円190円2280円
10km19円380円4560円
20km38円760円9120円
30km57円1140円13680円
50km95円1900円22800円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して190円、10kmなら200km走行して380円、20kmなら400km走行して760円、30kmなら600km走行して1140円、50kmなら1000km走行して1900円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して2280円、10kmなら2400km走行して4560円、20kmなら4800km走行して9120円、30kmなら7200km走行して13680円、50kmなら12000km走行して22800円かかる計算になります。

せっかく維持費の安さにかけては右に出るものがないほどなのですから、「1円でも無駄な出費はしないぞ!」という高い志を持ってエンジンオイルや空気圧管理の基本メンテナンスをこなし、ベアリングやチェーンの劣化にも気を配って、燃費に対する意識の高さを世に示したいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が56.0km/L(実燃費を定地走行燃費の70%と仮定)、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら1866.7km(不帰の片道切符なら3733.3km)で、これは東京駅前発とすると青森県大間町の大間崎(本州最北端)から山口県下関市の毘沙ノ鼻(本州最西端)あたりまで行くことができる距離になります。
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