ホンダ CTX1300のスペックと維持費 [2014年 SC74型 | 1261cc/84PS | 5MT]

このページではホンダの2人乗りクルーザーモデル、CTX1300 [2014/04モデル]の基本的なカタログスペックの紹介と、年間10000km走行での年間維持費、燃費の変化とガソリン代の関係をシミュレーションしています。

SC74型CTX1300のエンジン性能と特性・ギヤ比と加速&最高速・タイヤサイズ変更については、ページ下部にあるリンク先をご覧ください。

SC74型CTX1300 2014年モデルの基本スペック

SC74型CTX1300の諸元

画像は本田技研工業より引用
車両型式EBL-SC74
お値段1,890,000円
排気量V型4気筒1261cc
最高出力84PS[62kW]/6000rpm
最大トルク10.8kgm[106Nm]/4500rpm
WMTC燃費17.8km/L
全長幅高2380mm/940mm/1170mm
面積&体積2.237m²/2.618m³
地上&座面130mm/740mm
車両重量338kg
タイヤ前:130/70R18 後:200/50R17
ブレーキ前:Wディスク 後:ディスク

エンジンの排気量が1261ccであるSC74型CTX1300は、道路運送車両法では小型二輪自動車(250cc超)、道路交通法では大型自動二輪車(400cc超)に属し、運転するためには大型自動二輪車免許(AT限定は不可)を取得していなければならず、初回3年、以降2年毎に車検を受ける必要があります。

バイクとしては最上位のクラスとなるので当然バイパスも高速道路も走行できますが、その質において下位クラスとは大きく異なり、颯爽と駆け抜けていく姿はまさに風と呼ぶに相応しいものです。

エンジンの最高出力は84馬力、最大トルクは10.8kgmで、出力だけで見れば刺激的なパワーに思わず期待が高まります。

車体の大きさは全長2380mm/全幅940mm/全高1170mmで、最低地上高は130mm、乗れるか乗れないかを決定付ける最重要項目、足つき性を左右するシート高は740mmとなっています。

740mmのシート高はバイクとしては平均的な良くある高さなので、これに跨って足が余るようなら上のクラスも視野に入れても良いですし、届かないようならもっと股下にフレンドリーなバイクを探してみるのも一興です。

このサイトに登録してある全839車種のデータから見たお値段と車体の大きさ、車両重量の位置付けを調べてみますと、お値段としては「まさに高嶺の花と呼ぶに相応しいバイク」に、駐車する際に必要となる全長2.380m×全幅0.940mの面積は2.237m²で「かなり大柄な豊満ボディ」になります。

この2.237m²で車両価格を割ってみますと84.5万円/m²となり、坪単価(1坪は3.30579m²)に換算すると279.3万円になります。これを東京都にある市区町村の平均地価(2016年時)に照らし合わせてみますと、中野区の土地を1坪買えるくらいの金額です。

また全長2.380m、全幅0.940m、全高1.170mの3要素を掛けた体積の2.618m³で車体の大きさを評価してみますと、全体では839車種中の49位の大きさ、1000cc超クラスでは95車種中の30位となる大きさです。

1000cc超クラスの車体が大きいバイク ランキング

馬力とトルク、重量あたりのコストパフォーマンスを見てみますと、1馬力当たりのお値段は22500円で全839車種中の504位、トルク1kgmあたりのお値段は175000円で321位、車両重量1kgあたりのお値段は5592円で780位となっています。


1年間のランニングコスト

年間10000km走行時の想定維持費
項目区分金額
軽自動車税250cc超6000円
重量税13年未満1900円
自賠責保険小型二輪6820円
10000km走行燃料代84270円
タイヤ交換費用/2本40000円
オイル交換費用/2回10000円
任意保険料40000円
年間合計金額188990円

二輪車の維持費は自動車に比べれば身構えるほどではないにしろ、それでも一応の目安は欲しいものですので、ガソリン価格が150円/Lで年に10000km走行すると仮定した場合の想定維持費を計算してみます。

燃料代は道路事情や運転の仕方によって大きく変動しますが、ここでは燃費をWMTC燃費の17.8km/Lとして年間84270円、タイヤの持ちも千差万別で難しいのですが、10000kmで交換するとして年間40000円としています。

エンジンオイルは5000kmごとに年2回の交換で10000円とし、任意保険料は年齢や等級、補償内容(特に車両保険の有無)によって異なりますが年間40000円として計算しました。

上記の条件での年間維持費は188990円となり、この金額を目にした人は「趣味にこれだけの金額を注ぎ込めるお財布の厚みとは、一体どんなものだろうか…」と天を仰ぎ見ると言います。

ちなみに、年間走行距離を5000kmとした場合、各種税金や保険料の合計は54720円で変わりませんが、燃料代は半額の42135円になり、タイヤの摩耗とオイルの消費も半分とすると25000円になりますので、維持費は10000km比で67135円安い121855円まで下がります。

燃費と航続距離と燃料代

比率WMTC
燃費
航続距離10000km
燃料代
120%
[+20%]
21.4km/L406.6km70090円
[-14180]
110%
[+10%]
19.6km/L372.4km76530円
[-7740]
100%17.8km/L338.2km84270円
90%
[-10%]
16.0km/L304.0km93750円
[+9480]
80%
[-20%]
14.2km/L269.8km105630円
[+21360]
70%
[-30%]
12.5km/L237.5km120000円
[+35730]
60%
[-40%]
10.7km/L203.3km140190円
[+55920]
50%
[-50%]
8.9km/L169.1km168540円
[+84270]

SC74型CTX1300のWMTC燃費は17.8km/L、燃料タンクの容量は19.0Lですので、この2つを使うことで航続距離を計算でき、燃費とガソリン価格(150円/Lと仮定)を使うことで10000km走行の燃料代を計算できます。

カタログ燃費の17.8km/Lで走行できるとした場合、ガス欠になるまで走ったときの航続距離は338.2kmで、10000km走行での燃料代は84270円になります。

実際には運転の良し悪しや都市部での渋滞、山坂道の有無によって燃費はダイナミックに上下しますので、17.8km/Lの120%燃費から50%燃費までを10%刻みで変化させて計算したものも作ってみました。

航続距離については燃費が伸びれば距離も伸び、悪化すれば距離も短くなりますが、ガソリン代については「燃費が10%悪化すると燃料代も10%負担増!」という単純なものではなさそうです。

たとえば、もしカタログ燃費の120%(21.4km/L)で走行できれば、10000kmを走行するのにかかる燃料代は70090円で済みますし、燃費が50%悪化して8.9km/Lになると、84270円から168540円にまで跳ね上がってしまいます。

1km走行コストと月間&年間コスト

ガソリン1リットルの価格を150円、燃費を17.8km/Lとした場合の1kmあたりの走行コストは8.4円となっています。たとえば職場や学校など目的地までの距離が5kmなら42円を、10kmなら84円を、20kmなら168円を、30kmなら252円を、50kmなら420円を、お財布から零れ落としながら走ってゆくイメージです。

距離/日費用/日月20日年換算
5km42円840円10080円
10km84円1680円20160円
20km168円3360円40320円
30km252円5040円60480円
50km420円8400円100800円

月に20日間使用するとした場合の月間走行コストは、日々の走行距離が5kmであれば月間100km走行して840円、10kmなら200km走行して1680円、20kmなら400km走行して3360円、30kmなら600km走行して5040円、50kmなら1000km走行して8400円という金額がかかります。

月20日で1年間使用した場合の年間走行コストは、日に5kmであれば年間1200km走行して10080円、10kmなら2400km走行して20160円、20kmなら4800km走行して40320円、30kmなら7200km走行して60480円、50kmなら12000km走行して100800円かかる計算になります。

二輪車は趣味性の高い乗り物ゆえに、ご家族やパートナーからの理解を得にくい面があり、維持費の乱れは100年の恋でさえも一気に−273.15℃まで冷え切らせてしまいます。少しでもお財布が痛まないよう、定期的なオイル交換と小まめな空気圧点検を欠かさないようにしたいものです。

ふと自分探しの旅に出ようと思い立ち、1万円札を1枚握りしめて家を飛び出したとき、どこまで遠くへ行けるかを計算してみますと、燃費が17.8km/L、ガソリン1リットルが150円の時勢では往復前提なら593.3km(不帰の片道切符なら1186.7km)で、これは東京駅前発とすると石川県珠洲市の禄剛埼灯台あたりまで行くことができる距離になります。
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